りんごって切るとすぐに茶色くなってしまうと思っていたのですが、切って干しただけのりんごが、丸1日経ってもパイナップルに見間違える程度で、あまり色に変化がなかったので、不思議に思い調べてみました。
切っても茶色くならないりんご
先日、干しりんごを作った時に、茶色くなることを覚悟していたのですが、写真のように軽い変色のままでした。むしろ、より甘く美味しく見えるような感じです。
変色を防ぐ塩水やレモン汁も使っていませんし、干したりんごの甘みだけを味わってみたかったので、同じく変色防止に効果があると言われている、砂糖水やハチミツ、オレンジジュースや炭酸飲料などにも浸していません。
干す前に水分を吸い取ったことと関係があるのかもと思ったのですが、調べてみるとそういうことでも無いようです。
りんごが茶色くならなかった意外な理由
茶色くなる原因ですが、切る時に壊れた細胞が空気に触れて酸化するからなのだそうです。ということは「細胞をなるべく壊さないこと」が一番のポイントだということになりますね。
細胞を壊さずに切る。そのためには、よく切れる包丁を使う。これで変色を抑えられるとのこと。なるほどです。
確かにりんごを切る前に、シャープナー(包丁研ぎ)で手入れをしていたので、包丁は切れキレでした。
結果オーライでした
また、皮つきのままで輪切り(横切り)にしましたので、皮の部分にしか手で触れていない(押さえていない)ということも、結果的にではありますが、細胞を極力壊さない方法、変色防止となっていたようです。
干しりんごの際の写真を見返してみると、ペットボトルのフタでくり抜いた輪の部分やくり抜かれた芯の側面は、茶色くなっています。細胞が潰されたのですね。同じ芯でも包丁でカットした面はあまり変色していないようです。
包丁のお手入れって大事なのですね。改めてその大切さを知ることができて良かったです。玉ねぎ細胞も抑えられるかもしれないですね。これからも小まめにケアしていこうと思いました。
茶色くないりんごは 切れの良い包丁と・・
これでピクニックやランチのお弁当に入れるカットりんごもひと安心ですね。可愛く飾り切りした時のりんごのままです。さらに、りんごジュースに浸すとりんごの味そのままで食べることができます。
こちらは不器用なわたしの魂心の作です。所々の不手際は(めくれたり欠けたりデコボコだったりは)薄目の遠目で見ると気にならないかもと思われます。
カルピスに浸してみました。カットに時間がかかりましたが、カルピスでもあまり変色は見られませんでした。そして美味しかったです。
切れの良い包丁とシャープナー(包丁研ぎ)と、カルピスもおすすめします。