懐かしい味、ホットミルクセーキが好きです。レンジでチンとするだけでホットミルクセーキに、冷やせばアイスミルクセーキやシェイクに早変わり、わずか5分で作れちゃう簡単ミルクセーキの作り方。
懐かしい味、ホットミルクセーキを作ります。
めずらしく自動販売機であたたかいミルクセーキが並んでいるのを見つけました。あの、熱すぎない温かさ、ほのかな甘みが好きなのです。
あまり見かけないんですよね。運よく見つけると必ずと言ってよいほど買って飲むのですが、残念なことにその自動販売機も、近づくと売り切れランプが点灯していたのでした。
喜んだあとに飲めないとなると、なおさらミルクセーキの口になってしまいました。そこで自分で作ることにしたのです。
レシピ - わずか5分。基本となるミルクセーキの作り方。
ほのかな甘みの基本レシピを覚えておくと、あとはその日の気分に合わせて美味しくアレンジするだけなので、とっても便利。
卵・牛乳・砂糖(あればバニラエッセンスも)これにボールと泡立て器さえあれば、素朴な風味のベーシックなミルクセーキが作れるのです。
ミルクセーキの基本となる材料は、
- 牛乳(200ml)
- 卵黄(1個)
- 砂糖(大さじ1杯)
※こちらの分量はコーヒーカップで2杯分になります。
ホットミルクセーキの作り方。
- 牛乳・卵黄・砂糖をボールに入れて、泡立て器でシャカシャカかき混ぜます。
- カップにそそぎ、電子レンジ(500w1分ほど)で温めたら出来上がり。
甘くやさしい風味でとても美味しくできました。所要時間5分です。黄身と白身を分けるのが上手な方は3分ほどで出来ると思います。
自宅での料理の甘みは、さとうきびから作られるきび砂糖を使っているので、今回はそちらを使用しました。ほんのり優しい甘みです。
- 甘味を砂糖から、練乳・蜂蜜・メープルシロップ・黒砂糖に代えたり
- 濃さもお好みに合わせて、牛乳の量で調整したり
- 卵白の使いみちがなければタマゴ1個を使ってもOKです。
- 時間がない時は、大きめのマグカップで材料をよく溶いて電子レンジで。
- 人数が多い時は、ミルクパンなどのお鍋で弱火にかけるのもありです。
アイスミルクセーキの作り方。
アイスでミルクセーキを飲みたい場合は、材料をまぜてしばらく冷蔵庫で冷やす、または、氷と一緒にミキサーやブレンダーにかけるだけで、美味しくできあがります。
ミキサー・ジューサー・ブレンダーなどがあれば、野菜やフルーツ、フルーツを凍らせたもの、氷やアイスなどを入れると冷たくて美味しいスムージーやシェイクになりますし、それを凍らせるとシャービックとしても楽しめます。
トッピングとして、アイスクリームや生クリームを乗せるものよいですね。
こういう便利なものもあります。冷凍庫で8~10時間ほど冷やしたスラッシュメーカーに、注いでまぜるだけでフローズンドリンクができます。
ホットでも、アイスでも。ミルクセーキのアレンジいろいろ。
ベーシックなミルクセーキにひと工夫プラスして、バリエーション豊かな “HOTドリンク” や “アイスシェイク”としても楽しめます。
基本の材料にプラスして入れてみたいものを、いくつかピックアップしてみます。フルーツは、フォークでつぶす、またはミキサーやジューサーでピューレにして入れます。
甘みのあるものをプラスする時は、砂糖の量や牛乳の量で甘さを調整したり、ヨーグルトを入れるなどしてみるのもよいですね。
バナナ ミルクセーキ
バナナ1本。できれば完熟で。甘くて美味しくできます。
ストロベリー ミルクセーキ
いちご5粒。イチゴジャムでも。
抹茶 ミルクセーキ
お好みで。小さじ半分~大さじ1杯。
マンゴー ミルクセーキ
できれば完熟がよいですが、お手軽に冷凍マンゴー5~6コでも。
ブルーベリー ミルクセーキ
ブルーベリージャム(大さじ1杯)や、冷凍ブルーベリーで。
ベリー ミルクセーキ
ラズベリー・ストロベリー・ブルーベリー・アセロラドリンクなどをミックス。
クリーミィ ミルクセーキ
プリン、生クリーム、マシュマロなど。
ナッツ ミルクセーキ
ココナッツやココナッツパウダー、ナッツ類。クルミなども。
カカオ ミルクセーキ
チョコレートやコーヒー。
大人のミルクセーキ
甘酒(酒粕)、日本酒、ブランデー、ラム酒など。
風邪ぎみに、洋風玉子酒 ホットエッグノッグ。
クリスマスに飲まれる北米のホットミルクセーキ、エッグノッグ。ホットミルクセーキに、シナモンやナツメグで風味づけされています。
そのエッグノッグに、ラム酒・ブランデー・ウィスキーなどのアルコールをプラスするとホットカクテル、西洋の玉子酒になります。
アルコール分とタマゴや糖分での栄養補給などにより、血行が良くなり身体がポカポカ温まります。風邪ぎみの時や寒い夜などに飲むと良いですね。
ミルクセーキについて。ミニ雑学。
ミルクセーキには、フレンチスタイルとアメリカンスタイルがあるそうです。
- フレンチスタイルは、牛乳・砂糖・バニラエッセンス・卵黄を混ぜて作る。
- アメリカンスタイルは、牛乳・砂糖・バニラエッセンス・アイスクリームを混ぜて作る。
違いは、卵黄かアイスクリームか、なのですね。
長崎名物「食べるミルクセーキ」
- 飲み物ではなく、スプーンですくって味わうミルクセーキのフローズンデザート。卵・砂糖・練乳を混ぜたものに、かき氷を加えてもうひと混ぜしたもの。
ほっとしました、ごちそうさま。
ミルクセーキが飲みたいなと思った時には、いつでもすぐに美味しいミルクセーキが飲めるのは、うれしいことですね。
疲れた時や眠りにつく前など、ホットミルクセーキで「ほっ..」としましょ。
グッジョブ。