庭園の片隅と子猫

気ままに生きるがやっぱりおいしいご飯

桜さくら。サクラ咲く、春の訪れが早くなったその理由

もうすっかり春ですね。

と、ほのかに甘く香る春の花に添えて言ってみたいところですが、この白い冬景色は昨日の朝なのです。とても寒かったです。まだ寒いです。ここ数日は、すっかり冬に逆戻りでした。

雪の木だけど。

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草花は雪の下、木々は雪に包まれ、どこまでも白い雪の世界が広がり春らしい気配を探せなかったので、ふわふわの雪をまとった雪の木を撮ってみました。

今日の風はつめたいけれど、その雪をすべて融かしてしまったぽかぽかの陽射し。昨日までの雪は冬の終わりを告げるひと降りだったのかな。

もちろん春は大好きです。

春はとても好きな季節です。静の中の動。静からの動。道ばたの草や野花、木の新芽やつぼみ、眠っていた虫たちが動き出し、いたる所に生命の力強さが感じられ、とてもパワフルな息吹にあふれているような感覚。

モノクロから日ごとに水色になっていく空に、春のにおいを乗せて吹く風がとても心地よいですよね。花粉症になったことがないから言えること?

そして春の野花がとても好きです。花の名前はよく知らないのですが、レンゲや菜の花、シロツメクサにたんぽぽ、

白い小花に黄色い小花、そんな道ばたに咲いているような野花や草花が大好きです。

四季それぞれの素晴らしさを感じていたいものですね。

そんな春を待ちながら見るこんな雪景色もまた好きなのです。真っ白な大地に、キーンと痛いほどに冷えた空気、

まるで雪が音を包んで食べてしまったかのような、そんな独特な静けさの中にいると、体の中心から透明になって、自分が消えて無くなっていくような感じがしてきます。

温暖化で、春の訪れが早くなり、サクラ咲くのも早くなり。

喜んでいいのかどうなのか、こんなニュースが。

さくらの開花の時期は、春先の気温の変化にともなって早まってきていることが長年の観測結果からわかります。 1960年代の4月1日には、三浦半島から紀伊半島にかけての本州の太平洋沿岸と四国、九州でさくらが開花していました。それが最近10年間では同じ時期に関東、東海、近畿、中国地方でも開花するようになってきています。(気象庁:気象温暖化)

原因が原因なだけに少し戸惑いを感じてしまいますが、でも、花々が咲き香る春の陽気は、やはり素直にうれしいものです。気分も軽やかになりますよね。

さっそく春を探しに行ってきます♪