庭園の片隅と子猫

気ままに生きるがやっぱりおいしいご飯

チョコクッキーも出来ます。ガトーショコラ?チョコブラウニー?を作ってみました。

美味しいと話題になっているセブンイレブンの「濃厚くちどけのガトーショコラ」を食べてみました。濃厚な生チョコのようになめらかで、食べ応えのあるしっとり感も好みでした。美味しいですね。

f:id:alkanetwhite:20160906044046j:plain

そこでなぜか自分でもガトーショコラなるものを作って食べ比べてみたくなり、いくつかのレシピをチェック。意外にもシンプルな材料と手順でわたしでも美味しく作ることができそうです。

ガトーショコラを作ります

その前に、無塩バターを調達しに夜も遅かったのですがコンビニへ。 バター不足問題で世の中全体がバター品薄中でしたので、コンビニではどこも品切れでした。

探すこと3店めで断念、ケーキ用マーガリンを使うことにします。あると思っていたグラニュー糖も10gほどしか無かったので、紅茶用のザラ糖を代用して作ります。

材料

  • クーベルチョコレート・・・200g
  • 雪印メグミルク ケーキ用マーガリン・・・160g
  • 全卵・・・3個
  • 中ザラ糖・・・80g

f:id:alkanetwhite:20150316085330j:plain

洗い物や片付けはなるべくさっと済ませたいので、ケーキ型は100円ショップの使い捨てできるものを、ケーキ用マーガリンは柔らかいので包丁は使わずにスパチュラで溶かし用のボウルの中でカットし、また、刻む手間がいらないクーベルチョコレートを使用しました。

ガトーショコラの作り方

  1. シリコンスチーマーに水を入れレンジで加熱、お湯にします。
  2. その間に、ボウルにケーキ用マーガリンを入れ、シリコンスパチュラ(ヘラ)でざくざくとカットし、クーベルチョコレートも入れます。
  3. お湯がわいたら[1]のシリコンスチーマーに[2]のボウルを浮かばせ、湯煎で溶かしながら混ぜあわせます。
  4. ある程度とろっと溶けてきたら、中ザラ糖を加えさらに混ぜ合わせます。
  5. お湯がぬるくなってきたのでお湯が入ったままのシリコンスチーマーをレンジで再加熱。
  6. その間に、全卵を溶きほぐします。
  7. お湯がわいたら湯煎に戻り、溶いた卵を少しづつ加えながら混ぜます。ここでオーブンを180℃に設定、予熱させておきます。
  8. 中ザラ糖が溶け、ツヤと粘りが出るまでよく混ぜます。生地ができました。

f:id:alkanetwhite:20150316085318j:plain

9. ケーキ型にクッキングシートを敷き

f:id:alkanetwhite:20150316085319j:plain

10. 生地を流し込みます。念のため、軽く上から下にトントンと落とし、気泡を出してみることもしてみました。

f:id:alkanetwhite:20150316085321j:plain

11. [10]を予熱が終わったオーブンに入れ、焼き上げること180℃20分間

f:id:alkanetwhite:20150314191033j:plain

f:id:alkanetwhite:20150316085323j:plain

12. 粗熱を取ったら完成です。

f:id:alkanetwhite:20150316085322j:plain

出来上がりました!

f:id:alkanetwhite:20150316085327j:plain
パウダーシュガーを指で散らしてみたりなどして

f:id:alkanetwhite:20150314202846j:plain

カットしてみました。あれ・・なにかがおかしい気がする・・

f:id:alkanetwhite:20150314204628j:plain

食べてみました。「水っぽい?」

ガトーショコラ失敗?

まわりはサクッとしていて、内側は「湿気りすぎたカステラの茶色い底の部分」のような水っぽいものが出来ていました。しっとり感はゼロです。

水っぽい原因が中ザラ糖なのかマーガリンなのか、なぜなのかわかりませんが、とにかく加熱が足りなかったのかと思い、試しにひとつだけさらに加熱して水分を飛ばしてみました。

その後チョコクッキーに

洋菓子によくある気泡が多めのサクサクした焼き菓子になりました。(それはそれで美味しかったです)

材料が合わなかったの?これは仕方がないので、次回はちゃんと無塩バターとグラニュー糖を使って再チャレンジしようと、若干ショックを感じながらも冷蔵庫に入れ、その夜は就寝しました。

寝て起きたら、ガトーショコラが出来ていました

翌朝一番に、忘れもしないあの失敗作をチェックです。スプーンをそっと立ててみると、昨晩の感触とは明らかに違い、しっとり感があります。カットしてみました。

f:id:alkanetwhite:20150316085329j:plain

ガトーショコラになっている!

上半分の見た目がちゃんとガトーショコラになっていたのです。下半分に見える粒々、チョコブラウニーのナッツのように見えるものはマーガリンですが。

食べてみました

思いがけず成功っぽいものが出来ていた喜びで、食べ比べするのを忘れるところでした。「濃厚くちどけのガトーショコラ」との見ため比べは完敗です。舌触りもなんとなく完敗です。

しかしながら、しっとり濃厚さは負けていません。味の方ですが、喜びすぎてフェアにジャッジできそうにないですが合格点だと思います。

美味しかったです

チョコブラウニー風にひとくちサイズのスクエア型にカットし、家族にもおすそ分け。前夜のショックぎみなわたしの姿を見ていたせいか、マーガリンの粒々に関しては触れずに「イケる!」と褒めてくれて、その日のうちに6個を完食です。

f:id:alkanetwhite:20150316085328j:plain

しっとりとした濃厚さが美味しかったです。

ガトーショコラ、また作ろ

ガトーショコラとは簡単に言うとチョコレートケーキという意味だそうですね。 よく似ているチョコブラウニーよりもしっとりしています。ガトーショコラはケーキ、チョコブラウニーはしっとりめの焼き菓子というイメージでしょうか。

  • ガトーショコラ・・卵黄卵白に分ける。メレンゲ使用。
  • チョコブラウニー・・全卵を使用。ナッツやクルミを混ぜ込む。

今回の作り方は、メレンゲは使用していないけれど、全卵は使っているので、ガトーショコラとチョコブラウニーの簡単いいとこ取りのレシピといったところでしょうか。

あんなこんなで、チョコブラウニーのようなガトーショコラでしたが、しっとり美味しくいただけ、粒々問題が解決したらわが家のスイーツレシピのレパートリー入りになりそうです。

その前に無塩バターとグラニュー糖で作ってみますね。楽しみです。

 

ごちそうさま!

 

 

ビターとミルクのちょうど中間の甘さ。苦すぎず甘すぎず、甘さを調整したい製菓作りに、フォンセ(カカオ成分55%)

または、プラティーク(カカオ成分56%)あたりがおすすめです。

もちろんそのまま食べても美味しいです。