庭園の片隅と子猫

気ままに生きるがやっぱりおいしいご飯

12構図で写真を撮ってみました。構図パターンを作ってiPhoneカメラと写真撮影。

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目の前に転がるサイコロから新たに芽生えた興味心。「構図によってサイコロはどう見えるのか。」を見てみたい。構図を探して自分が動くのではなくて、サイコロに動いてもらうのです。

風景など動かない被写体をよく撮っているからなのか “被写体を動かす”という感覚があまり無いので、気分はとても新鮮。サイコロにいろんな構図になってもらいましょう、楽しそう。

覚えておきたい基本の構図パターン。

写真を綺麗に撮影するテクニックのひとつ、構図。

これまでに “これだけは覚えておきたい基本の構図” と言われる三分割構図を勉強したことはあるのですが、他はまだ意識して撮影してみたことがないのです。撮れたものが偶然なにかの構図パターンだったという具合です。

そんな具合ですので、まず始めに、写真撮影で使われる基本的な構図から、サイコロで撮ってみたい構図をいくつかピックアップしてみました。

12の構図

  • 日の丸構図(中央一点構図)
  • 三分割構図(三分割法)
  • 水平線構図(二分割法)
  • 垂直線構図(二分割法)
  • 斜線構図
  • 対角線構図
  • 放射線構図
  • S字構図(アルファベット構図)
  • パターン構図
  • 三角形構図
  • 逆三角形構図
  • トンネル構図

「ちょっとそこまで」というつもりで選んだのですが、数えてみると「12 」パターンもありました。(スクロール的に)長い旅になりそうですので、さっそく出発です。

*構図の補助線であるグリッドが見えるようにしたいので、画面のスクショ(スクリーンショット)で撮っていきます。HDRや通常の写真とは画質が異なり、明るさや色合いにバラつきがあります。※見づらかったらゴメンナサイ:) 

日の丸構図(中央一点構図)

日の丸構図は、もっとも使いやすく、もっとも使われている構図ではないでしょうか。見せたいもの、アピールしたいものを真ん中にドンと配置します。単刀直入さが潔い構図ですね。

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潔い反面、単調になりがちでもありますので、 視線をそらせない被写体の場合や、被写体になるべく近づいて背景の面積を少なくしたり、周りをぼかすように撮影するとインパクトを出しやすいようです。

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三分割構図(三分割法)

三分割構図は、“これさえ覚えておけば” の代表的な基本の構図ですね。画面を三分割にした交点に被写体を配置します。安定感あるバランスの取れた写真になる構図です。

また、三分割のラインに沿って背景のラインを持ってくるとすっきりとしたバランスの良い写真になります。

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一番はじめに覚えた構図なのですが、本当に“これさえ覚えておけば” を実感しています。あらゆるシーンのさまざまな組み合わせで、とても応用の利くオールマイティーさです。料理写真などでもよく使われていますね。

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水平線構図(二分割法)

水平線構図は、左右に広がりを持たせたい時に効果的な構図です。横に二分割する線の位置によって印象を変えることができます。面積を広く取った部分がより強調されて見えます。

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海と砂浜、空と草原などの風景撮影や、湖畔など鏡のように水に映し出されるリフレクション(反映)なども素敵です。パノラマ撮影ではワイドさもさらに増しますね。

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アルミホイルを敷けばリフレクション風に撮れそう?と思い立ったのですが、サランラップしかありませんでした。残念。

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垂直線構図(二分割法)

垂直線構図は、縦に二分割する構図です。 垂直さを強調したい時や、高さを持たせたい時などに使います。まっすぐに伸びる道や線路、空高く伸びる樹木など。

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また、左右対称の被写体であれば「シンメトリー構図」ともいいます。この場合では、落ち着いた安定感が出ますので、洋館や神社などの撮影でよく使われる構図です。

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斜線構図

斜線構図は、リズム感や奥行き感を出せる構図です。被写体が数ある場合では、画面をめいっぱい効率的に活用することができます。

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数ある被写体のリズム感。たとえば公園に並ぶラジオ体操の光景や、美味しそうに整列するお餅やパンやケーキなど。

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対角線構図

対角線構図は、対角線上に被写体を配置することで、ダイナミックさや奥行きある伸び感を表現できる構図です。

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想像してみて下さい。手前に船とそこから伸びるスクリュー泡。空に向かって伸びる枝、素敵ですよね。(手前にフォーカス)

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想像してみて下さい。ぐーんと向こうの陸地へ伸びる橋。夕日に向かってつながる鉄道、ダイナミックですね。(奥にフォーカス)

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みて下さい。ずっしりとした重量感も出せるのです。

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放射線構図

放射線構図は、放射状になるように被写体を配置します。こちらも奥行きやダイナミックさを表現できる構図です。被写体によっては、さらに広がる開放感や、スピード感などのシャープさも出せます。

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線が集まる点を「収束点」といいます。収束点を、左右の端や上下の端、真ん中など、持って来る位置によって雰囲気を変えることができます。

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駅構内の「屋根と線路と電車」海で「空と入道雲と水平線と波打ち際」街中では「ビルとビルの狭間」などカッコよく撮れそうですよね。 

んー失敗。サイコロが大きすぎてポッテリ感あふれる写真になりました。万華鏡をイメージした方がよほどわかりやすいかもしれません。

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S字構図

アルファベット構図の中でもポピュラーで代表的なS字構図は、柔らかな奥行きを表現できる構図です。

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川の流れや緩やかな登山道など、トレッキングコースなどに活躍しそうですね。横向きのS字では、緑の波がのんびりうねるラインなどに。

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パターン構図

パターン構図は、定間隔で被写体を配置します。統一感や繰り返しのリズム感が出せる構図です。

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見た瞬間、箱に入ったプチケーキやクッキー、京料理の上品なお弁当などを思い浮かべました。美味しそうで可愛いです。

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三角形構図

三角形構図は、被写体を三角形に配置します。力強い安定感を与える構図です。見上げるビルを撮影したり、長い階段を下から上に向けて撮影したり、山の撮影などにも使われています。

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大盛り料理の大盛り感を出すのにも良さそうですね。

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逆三角形構図

逆三角形構図は、被写体を逆三角形に配置したり、逆三角形の空間を利用する構図です。奥への広がりや、下上への開放感などを出します。

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空に広がる樹の枝葉や渓谷、セルフィやポートレートなど上から下に向けて全身を撮影したアーティストジャケットのような自撮りショットもよく見かけるようになりましたね。

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トンネル構図

トンネル構図は、トンネル型に周りが暗めになるよう配置します。被写体に視線を集中させたりする時に使う構図です。穏やかな静寂を表現することもできます。

公園の木陰下の被写体や、森から抜ける道、背丈のさとうきび畑から垣間見る向こうの海などがイメージしやすいでしょうか。

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サイコロでトンネル構図はやや無理があったかもしれませんね。白いサイコロに視線がいったらヨシとしましょう。・・いきました?

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ついでの話になりますが、カメラアプリや写真アプリには構図とは関係なく、被写体の周りにトンネル効果を出せるエフェクトが入っているものも多数ありますね。白くできるものあります。

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以上12構図、これだけでも写真を楽しむ幅がかなり広がりました。

まだまだたくさんの構図があってどれも撮ってみたくなるのですが、他にもまとめてみたいことがあるので、次の機会を楽しみに待つことにします。

構図やアングル、色や明るさの関係など。

撮影していて気づいた豆知識的なことをまとめてみたいと思います。

同系色のポイント配置

この写真とその下の写真の間違い探しです。簡単ですね、右上のサイコロがひとつだけ違う色なのです。三分割構図と対角線構図が合わさったような構図になりましたが、

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手前の赤サイコロの対角線上にある奥のサイコロが白い場合は(赤とは違う色)奥行き感が出ています。どことなく優しい感じを受けます。

いっぽう、手前の赤サイコロに合わせて対角線上に同じ赤サイコロを持ってくると、しっくり収まるような安定感が出るのですよね。

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ローアングル・ハイアングル

アングルとは、カメラで写す時の被写体との角度のことです。低い位置から撮る場合をローアングル、高い位置から撮る場合をハイアングルといいます。

今回の撮影ではサイコロが小さいため、ほとんどがローアングルです。もっとローにするとこのようになります。ほぼ接写状態です。さらにローにしたかったのですが、床があって無理でした。

自分もサイコロの仲間になったような気がしてきますね。

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ローアングルとは、被写体を見上げるようにして撮影するテクニックです。

小さな野花などを撮影する時、たくさんの背景が写り込んでしまいますが、ローアングルで撮影することによって、周りをカットし被写体を効果的に表現できます。

街中を歩く喧騒感を表現する時などに、人々の足元を撮影したものもありますし、スカイツリーや東京タワーなどを撮影したものは三角形構図のローアングル撮影ということになりますね。

ハイアングルとは、被写体を見下ろすようにして撮影するテクニックです。先述の「パターン構図」の写真がハイアングルにあたります。

フラッシュ撮影

フラッシュ撮影ではこんな写真になりました。サイコロカラーが鮮やかですね。薄暗く映っていたサイコロがすっきり晴々としています。

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タップフォーカス・AE/AFロック

真ん中の白い部分でタップしたものと、奥の白い部分でタップしたものです。オートフォーカスによって自動で露出が調整されていくため、ピントや明るさを固定したい部分を長押しでAE/AFロックをかけました。

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同じ白い部分のタップですが、奥のサイコロでは青や緑が若干色濃く鮮明になりました。奥がより明るかったということですね。

暗い部分をタップすると、暗い部分も全体的にも明るくなります。

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露出コントロール

AE/AFロックをしてから露出をコントロールしてみました。このような感じで暗くしたり明るくしたり明暗を調整することができます。

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iPhoneカメラで写真を綺麗に撮る(撮影する)方法。

  1. グリッドを表示させます。
  2. HDR機能を「オン」に設定します。
  3. 構図を決めます。
  4. 明るさやピントの調整が必要であれば、タップフォーカスやAE/AFロックで調整・固定します。
  5. シャッターボタンをタップします。

あとはiPhoneカメラとHDR機能が綺麗に撮ってくれます。カメラロールに保存された通常のオリジナル写真とHDR写真を見比べるのも楽しみですよね。

撮影した写真を“編集機能”で編集したり、写真アプリで加工をするのも楽しいですよね。楽しいことがいっぱいですね。

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「この構図で撮ろう」と意識していなくても、一度体験したものは知らずのうちに活かされていたりしますよね。ひと通り体験できるよい機会となりました。

そして、いつも以上に撮影が(サイコロ並べる方?)とても楽しかったです。

サイコロが転がっていてよかった!

 

P.S. ふわりとした空気感あるエアリーな写真も撮ってみたい。可愛い写真を撮る山本まりこさん著、撮影の基本技術をイラスト図解でわかりやすく説明された一冊。

写真図解でわかりやすい まりこ先生が教える イチバンやさしい写真の教室

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  • 作者: 山本まりこ
  • 出版社/メーカー: インプレス
  • メディア: Kindle版
 

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