魚が見上げる視野角は100°ほど。水を通して空を見上げると、その視野(視界)は光の屈指によって180°以上にも広がって見えるそうです。目が飛び出た視力のよい魚の中には360°見渡せる強者もいるとかいないとか。
魚眼レンズ(フィッシュアイレンズ)とは
普通レンズの視野角40〜60°に対し、半球180°またはそれ以上の視野を映す特殊レンズのことをいいます。犬や猫の「でか鼻」フォトなどはよく見かける魚眼レンズ写真ですよね。
そんな魚の眼(フィッシュアイ)で見たようなぐぃ〜んと湾曲した光景を、魚眼レンズ・魚眼カメラ・魚眼アプリのエフェクトやフィルタなどを使って、スマホ写真でも簡単に表現することができるのです。
魚眼レンズや魚眼アプリでさまざまなフィッシュアイを撮り比べてみました。
↑こちらの写真はキーボードを普通にiPhoneカメラで撮影したものです。
魚眼レンズ(外付けカメラレンズ)
↓こちらは iPhoneに挟んでつけるだけのスマホ用魚眼レンズで撮影したものです。180度の角度を1枚の写真に収めることができます。
このように魚眼レンズでは平面の中に広範囲が収まります。草原などの風景撮影をローアングルで撮ると広大感や爽快感、躍動感などを醸し出すことができます。
比較参考に。↓こちらはワイドレンズ(広角レンズ)で撮影したものです。
比べやすくキーボードを撮影しましたが、部屋の中や建物などを撮ると魚眼のおもしろさを確認しやすいかと思います。
数あるスマホ用カメラレンズの中で、iPhoneカメラの標準撮影でも四隅が切れたり黒くならない“ケラレなし”で撮影できるレンズだったことがこちらを購入する決め手となりました。
・・と1ヶ月前に購入したばかりのカメラレンズ3点セットをお知らせしようとしたところ!最新版レンズの「改良版」が発売されていました。Mpow OHhhh.....
前バージョン版で魚眼レンズだけの単品販売もされていました。
ちなみにこちらは3点セット中のマクロレンズ撮影です。
Qtop カメラレンズキット。こちらも人気のスマホ用カメラレンズセットですよね。同じく180度の視野を撮影できます。
プロフェッショナルなHDガラスで不快な反射などを低減し、シャープでクリアな写真が撮影できる魚眼レンズ。見た目もずっしり重厚でプロっぽさを感じさせますね。その外見同様、レンズも高クオリティ。
外付けのカメラレンズって使えば使うほど、いろいろと揃えてみたくなりますよね。すっかりレンズ沼にはまっていますね、わたし・・。
魚眼カメラ(魚眼アプリ)
続きまして。魚眼風に撮影ができたり、撮影した写真を魚眼風にエフェクトできるカメラアプリおすすめ7選をご紹介。
魚眼アプリには、画面全体が湾曲して写る対角魚眼と、球状に写る円周魚眼(全周魚眼)があります。また、円周魚眼で撮影しトリミング(切り取り)で対角魚眼のように見せることもあります。
魚眼カメラ(Fisheye Pro)
風景はもちろん、被写体にぐっと近づいて撮影すると楽しい魚眼カメラです。
無料版での1種類のレンズとフィルムから始めて、お好みのレンズやフィルムをカスタマイズしていくのも良いですし、
フィッシュアイ撮影を存分に楽しむなら、多機能・高画質・高評価の Pro版が断然おすすめ です。おすすめ度ナンバーワン。
Pro版では、円周魚眼(全周魚眼)・対角魚眼・リング・ビー玉のレンズ4種類。10種類のアナログフィルムに、数多くのエフェクトフィルタがあります。
さらに、ビデオ撮影や多重露光撮影(複数の写真を重ねて撮る)、リング内をカラフルに彩るリングフラッシュ撮影などもできます。
クラシカルやヴィンテージなレトロ感あるフィルムを使用すると、アナログカメラで撮るような感触をよりいっそう楽しめます。
魚眼レンズ(Fisheye Lens)
10種類のレンズに8種類のエフェクト。さくっとシンプルに、いろんなフィッシュアイを楽しめます。カメラ好きの方に根強い人気の魚眼カメラです。おすすめです。
魚眼レンズフォトメーカー・プロ
ノーマル魚眼レンズ・クリスタルボールレンズ・ディープ魚眼レンズ・ストレッチ魚眼レンズの4種類。カラーの光をかぶせるライティングフィルターを使用すると幻想的な写真になる魚眼カメラです。
サイバーチックな操作画面がクール。撮影した後のレンズやフィルタ交換もワンタップ、写真への効果をサクサクと切換表示します。
カメラ360(Camera 360 Ultimate)
ビー玉と共に(Marble Cam)
景色や被写体が逆さまに映り込んだビー玉と、ぼやけた背景との調和が美しいカメラアプリです。ビー玉の位置や大きさの変更や方向転換などもできます。
マクロレンズでビー玉にピントを合わせて撮影したようなビー玉写真風、宙玉レンズ風に仕上がります。インスタグラム(Instagram)投稿でも爆発的によく見受けられましたね。
Bubble Face
被写体の一部を泡のように膨らませて遊ぶカメラアプリです。最大5つのバブルを追加できます。変形の強度(膨らみ加減)を調整できます。変顔アプリ的に使用するとおもしろいです。
Insta Fisheye(Fisheye Lens for Instagram)
おすすめNo1「魚眼アプリ」のインスタグラムバージョン。インスタグラム(スクエア撮影)のための、魚眼カメラです。インスタ独特のトーンが好きな方に。
セルフ撮影(自撮り)だったら、広角と魚眼、どっちがいい?
広角も魚眼も広い角度を撮ることができるレンズですので、レンズの表現が好きな方で撮影すると良いと思います。インカメラで自撮りする距離では被写体の湾曲はさほど違いないように思いますので、違いがあるのはやはりケラレ(四隅の黒)の有無かなと。
魚眼で自撮りしたいけどケラレはいらない、そんな時は写真をスクエア型にすることでケラレを無くすことができます。広角レンズでは通常写真サイズでもケラレはなく湾曲は魚眼レンズよりもゆるくなります。
iPhoneカメラでフィッシュアイ撮影をするならどのタイプ?
- 通常写真サイズの中に広範囲を映すのなら、スマホ用の外付けカメラレンズ、もしくは対角魚眼で撮影できる魚眼カメラアプリ。
- 魚眼風の湾曲や宙玉写真を楽しむなら、魚眼カメラやカメラアプリ。
丸いものは魚眼、線のものは広角が得意なことを覚えておけばいざという時に迷わなくてよいですね。
魚眼カメラなどのカメラアプリに加え、仲間入りしたカメラレンズ3点セット。持っているだけで以前にも増して“何かを撮りたいワクワク感”を感じているようになりました。
Let's Enjoy アイフォンカメラ!