日本の母が作ったじゃがいもで、北欧の母の味を作る。先日mamazon宅急便で大量に送られてきた母の育てたじゃがいもで、北欧スウェーデンの家庭料理ハッセルバックポテトも作って食べよう、と包丁を研ぎました。
ハッセルバックポテトとは
ハッセルバックポテトとは、北ヨーロッパは北欧スウェーデン王国の国民食とも言われる家庭料理のひとつ。じゃがいもをアコーディオンのようにスライスし焼きあげた、別名アコーディオンポテトとも呼ばれているベイクドポテトのことなんですね。
昨年あたりには日本でも一躍有名になりましたね。作ってみられた方はよくご存知だと思われますが、美味しく作るには、包丁の切れ味が命。とまではいかなくても切れないとちょっと困るポテト料理ですよね。
レシピ - ハッセルバックポテトの作り方
ハッセルバックポテトの美味しい食べ方として、乗せたり挟んだりといろいろなアレンジがありますが、冷蔵庫にあるもので3種類の味を作ってみました。ガーリックバター焼き、ハムチーズ焼き、ラード焼きです。
材料
- じゃがいも・・・中くらい3個
- ハム(ベーコンがおすすめ)・・・2枚
- とろけるスライスチーズ・・・1枚
- ラード(チューブタイプ)・・・大さじ1
- ガーリックバター・・・大さじ2
- 塩・・・適量
- コショウ・・・お好みで
作り方
- 皮つきじゃがいもをよく洗います。
- 割りばしを両端に置き2~4㎜の厚さでスライスカットします。
- 水にさらしながらスライスした間を一枚一枚よく洗います。
- シリコンスチーマーにじゃがいもを入れフタまたはラップをし
- 電子レンジ800wで2分加熱します。
- 切れ目が濡れてくっ付いているようでしたら広げながら乾かします。
- 切れ目に塩をふります。
- ガーリックバターやラードを切れ目や上に塗ったりハムチーズを挟みます。
- オーブン天板にクッキングシートを敷き
- 210℃に予熱したオーブンで25分焼きあげて出来上がりです。
作り方のコツやポイントのメモ
スライスを下まで切ってしまわないことがポイントのひとつですが、となると丸みの少ないメークイン型のじゃがいもが切りやすいですね。
スライスの厚さですが、薄いほどクリスピーっぽく、3~4㎜ほどではホクホク感がある噛みごたえになります。※写真右側ガーリックバター焼きが約2㎜弱、左側ラード焼きが約3㎜です。
アコーディオンのじゃばらのように広げるには、
- 厚すぎないように
- でんぷんをよく洗い流す
- 油分を塗る
- 乾かす
などして、スライスしたじゃがいも同士がくっつかないように気をつけます。
でんぷんを洗い流すため、少々パサついてしまうこともあるようですので、しっとりさせるバターやチーズなどの油分を挟むアレンジがおすすめです。
アコーディオンのように広がって美味しそうに焼けました。
ガーリックバターが美味しかった
2~3枚ごとにカットして食べるとほどよい歯ごたえで、じゃがいもの甘みも感じられる3㎜の厚めスライスが好きでした。ガーリックバター焼きがとても美味しかったので、次回は3㎜カットでガーリックバター焼きにしようと思います。
さらに美味しい食べ方
ガーリックバター焼きはアツアツのうちに上にガーリックバターをさらに足して乗せると美味しさが増します。ラード焼きは塩をしっかり振るとフライド風味が引き立ちます。ケチャップやバーベキューソースがよく合います。
クックパッドレシピなどのように「オリーブオイルなどの油をかけてから焼くと揚げたじゃがいものように香ばしくなる」と思うのですが、
最近はラードがお気に入りなので、冷蔵庫に常備しているチューブのラードを塗ることにしたのです。コクが出て美味しかったですよ。
ハムチーズ焼きはハムがベーコンだったらさらに美味しくなりそうです。上から塩コショウを振りましょう。これもアツアツのうちに上にチーズをプラスしたり、マヨネーズをかけてもきっと美味しいですね。
秋の味覚、じゃがいも。まだまだあります母のじゃがいも。
次はどんなポテト料理を作ろうかな。
今週のお題「秋の味覚」
P.S. わが家の包丁研ぎ器はこちら。荒研ぎと仕上げ研ぎが一度でできます。10回ほど研ぐと、鶏皮なども面白いようにスルッと切れるようになります。おすすめです。