モノクロ画像を人工知能技術(AI技術)で自動的に色づけ、白黒写真を自然に彩色しカラー写真にするという、あのWEBサービスで遊んでみました。
人工知能が写真に色付けしてくれるWEBサービス
早稲田大学理工学術院の研究グループが、ディープラーニングと呼ばれる人工知能技術を応用し、自動で白黒写真を自然に彩色する「ディープネットワークを用いた大域特徴と局所特徴の学習による色付け」手法を確立。
その公開されたソースコードを元に、@mecab(Twitter)さんが、誰もが簡単にcolorization(白黒画像の自動彩色)を試すことが出来るカタチで作成提供してくれているWEBサービスだそうです。
白黒写真の自動彩色 colorization
従来の白黒写真への色付けは人の手による介入が必須だったそうですが、学習する人工知能が、画像をアップロードするだけで自動でカラー写真に変換してくれるとのこと。驚きの技術ですね。さっそく試してみました。
人工知能に彩色してもらう
画像を選択しアップロードすると、
一度グレースケール(モノクロ)画像に変換されます。
その後カラー化されました。
アップロードした後は、カラー化画像が出来るのを待つだけです。すごいですね、しかもカッコいい。
元画像はまぶしい朝陽を浴びて全体が黄色くなっていましたが、グレースケールでカラーがリセットされ、ミニカーのミリタリーカラーが現物に近い色になって彩色されました。
また、着色の際に色味を変化させるフレーバーでも彩色が出来るようです。選択できる8つのフレーバーはこんな感じ。素敵ですね。
昔の白黒写真をカラー写真に
web上にある昭和の白黒写真を使わせていただきました。「昔の白黒写真」が「昔のカラー写真」になったような彩色です。いいですね。雰囲気が好きです。
白黒写真でしか見ることのできない昔の光景も、こうして色付けされるとぐっと人肌感が増しますね。海や空の青、草木の緑なども彩色されましたよ。
今は手元にない祖父母の昭和時代の白黒写真もカラーを添えてゆっくり見てみたいなと思いました。