庭園の片隅と子猫

気ままに生きるがやっぱりおいしいご飯

角型おでん鍋で、気分はおでん屋さん。しかし、あの木蓋の匂いをなんとか消したい

冬になると土鍋でおでんを仕込み、ストーブに乗せてのんびり気長に味がしみていくのを待つのですが、ストーブを出さないシーズンでも食べたくなるおでん好きです。IHクッキングヒーター対応の卓上角型おでん鍋を買いました。

f:id:alkanetwhite:20161028230526p:plain

角型おでん鍋で 気分はおでん屋さん

数ヶ月前のことになります。届いてすぐに箱を開けると、まず杉の香りがふわーっと溢れてきました。香りを放つのはいい感じに焼き目がついた木蓋です。杉の香りは好きですが、おでんに合う香りかというと、どちらかと言えば、おでんの香りだけで食べたい方です。大丈夫かな?

少しキツく感じるほどでしたので、その日は念入りにしっかりとフタを洗って乾かし、次の日、試しに軽くおでんを作ってみました。仕切りが良いです。具材が混ざり合ってしまうことなく、キレイに並んだままです。気分はおでん屋さんですね。牛スジとしらたきがなかったのが残念です。

f:id:alkanetwhite:20161028232636j:image

さて、おでんが出来ました。

木蓋のにおいをなんとか消したい

フタを開けるとキレイに並んだ具材が目に入るその前に、キョウレツな匂い「ウッ」。おでんと杉の香りが混ざって、食べても出汁を飲んでも付いてくる杉の香り。おでんではなく杉を食べているような気分になってきました。これは少し問題ありです。

重曹を溶かした水を吹き付け、お日様に当てて乾かしてを何度か繰り返したり、重曹水に一晩つけたりもして、匂いはかなり薄くはなりましたが、次に作ったおでんもやはり杉の味。

ズボラでよかった

フタを使うのは諦めようかなと思い始めた頃、他の料理に再利用しようとそのまま数時間ほど置きっぱなしだったおでん鍋から、フタがズレて出汁の中に浸かっていました。洗う前に匂いを確認してみると、杉の匂いがあまりしないような気がします。試しに一晩浸けておきました。かなりしないと思う。

それから3度ほどおでんを作ったので、その度に浸けておきました。出汁が料理ではなく消臭の再利用になるとは。フタを直接かいでみるとほのかに杉の良い香りはしますが、おでんには付かなくなりました。おでんの味です。

おでんと湯豆腐 

レビューでも同じように木蓋の匂いが・・という声もありましたので、もし木蓋の匂いでお困りの方がいましたら、食べた後のおでん出汁に浸けてみると良いですよ~。

今年もおでんがますます美味しく感じる季節になってきましたね。角型おでん鍋の活躍シーズンです。具材を変えてのおでんも良いですし、湯豆腐なんかも良いですね!

 

 

P.S. 檜(ひのき)のまな板を買った時は、コーヒー粉で消臭しました。 

だんらん 角型おでん鍋

錆びにくいステンレス製の仕切りは分解できますので、具材の大きさに合わせて移動させることができますし、洗いやすいです。