Macの画面分割するSplit Viewで 快適な作業空間をつくる方法

ウインドウやアプリを並べて同時に操作!基本の使い方から応用まで

Macを初めて手にしたときの、あの胸がふわりと軽くなるような感覚を今でもよく覚えています。洗練された曲線やシンプルなキー配置、そしていくつものアプリを起動しながら直感的に操作できる柔軟さはわたしにとってまさに特別なものでした。パズルのピースをはめるように、自由自在にウィンドウを動かしているときのワクワク感につられてタイピングの指も軽やかに弾むようでした。

ところが、調子の波に乗って「この作業もやっておこう」「あの情報も見ておこう」と1枚、また1枚とウインドウを開いていった結果、気がつけばデスクトップはカラフルな迷路のように。最初は何かに集中していたはずなのに「あれ?このウインドウは何のために開いたんだっけ?」とふと現実に戻り苦笑い。あわててマウスを握り、ひとつひとつウインドウを確認するのですが、その作業自体に時間が取られてしまうこともあります。そんな経験、思いあたりませんか?

Macで軽快に作業をしている時ほど、いつの間にか画面は色とりどりのウインドウで混雑してしまう。まるで自分の頭の中の混線がそのまま鏡のようにデスクトップへと映し出されたような光景です。作業中にアイデアがひらめいて「よし、すぐやろう!」と複数のアプリやブラウザを次々と開いていくうちに、自分が今どこにいるのか分からなくなるこの「ウインドウ迷子」現象。便利で効率的なツールであるはずのMacが時には自分自身の“迷路”の再現になってしまう。手元の世界を思う通りにできる楽しさと一緒に、この小さな混乱もセットでやってくるようです。

そんな日々、Macの画面を見つめながらふと思うことがあります。「もう少しなんとかスッキリ整理できないかな」。そんな思いを誰しも一度は抱えたことがあるのではないでしょうか。私自身もiMacの画面でいくつものウインドウを重ねて操作していると、肝心なファイルがどこに飛んでいったのかと首をかしげることがあります。ウインドウの山に埋もれてどれがどの作業だったのかさえ忘れてしまい何度も迷子に。ついには「いっそのことモニターを増やす?」なんて考えが頭に浮かんだりもしましたが、なかなか踏み切れずにいたのです。

そんなときに出合ったのが、Macに標準で備わっていた分割画面機能であるSplit View(スプリットビュー)でした。この機能のおかげで作業環境がとても快適になって、ウインドウを何度も行ったり来たりしていた迷子感から少しずつ解放されていきました。Split Viewや仮想デスクトップを組み合わせることで、今では3台目のMacユーザーとなったわたしもウィンドウの散らかりに困ることはほとんどなくなり、もうSplit ViewなしのMacライフが想像できないほど頼りきっている機能になっています。

ワンクリックで生まれ変わる作業空間

そんなウインドウ迷子状態から救ってくれたSplit Viewなのですが、どんなものなのか知っていますか?簡単にいうと、2つのアプリをきれいに並べて同時に使える機能です。たとえば、画面を分割して、右側でブラウザを開きつつ左側でドキュメントを編集したり、チャットアプリを開きながら動画を見たりすることができます。とくにデスクトップの限られた空間を効率よく使ってタスクを進めたいという人には思わず頷いてしまう便利さなのではないかなと思います。

Split Viewでは自分でウインドウを並べるのとは少し違い、ウインドウサイズの調整や配置を意識することなく、ワンクリックで画面が自動で2つのアプリに分割され、同時に操作できる環境がサッと整います。画面を切り替える手間がないというのは小さなことのように思えますが、それぞれのアプリに集中しやすく思いのほか作業効率がアップしました。

ボタンひとつで快適な作業空間が作れるSplit Viewのシンプルさと柔軟さは驚きで、仕事はもちろん、調べものや映画鑑賞にも幅広く使えます。その便利さに気づくと、「使わないのはもったいない」と感じるようになりました。気分によって配置を変えるだけで、同じ作業も少し新鮮。左右どちら側にどのアプリを配置するかで迷うのも意外に楽しかったりします。

とはいえ「はじめて使うけど大丈夫かな?」とちょっぴり不安に思う人もいるかもしれません。でも、きっと大丈夫です。たとえば「はじめての自転車」も慣れてしまえば自然に走らせることができるように、「はじめてのSplit View」も難しい知識や特別な準備なくちょっとした操作に慣れていくとすぐにスムーズに使いこなせるようになると思います。

この記事では、これからMacでSplit Viewを使いたい人やチャレンジしたけどうまくできなかった人にも役立つように、 Split Viewの基本的な使い方から応用、使って気づいたちょっとしたコツや意外なつまづきポイントなど、私自身の体験も交えながら、分かりやすくお伝えできればと思います。あなたのMacライフが今よりさらに快適で楽しくなるきっかけになれば嬉しいです。

それぞれのシーンで感じる快適さと心地よさ

Split Viewを使い始めてからどんな場面で役立っているのか自分の作業を振り返ってみると、日々の生活や仕事の中で少しずつ快適さが広がってきたことをあらためて実感しました。そんな私自身の体験談をいくつかピックアップしてみたいと思います。

たとえば、日常の中でもSplit Viewはわたしにとって頼もしい存在なんです。ネットで調べものをしながらレポートやブログの下書きを進めたいとき、左側にSafari(サファリ)などのブラウザを、右側にテキストエディットやPages(ページズ)を並べて開くだけで何度も画面を行ったりきたりするという手間がなくなり、気がつくと自然と作業が進んでいてちょっと嬉しくなることもよくあります。

最近気に入っている使い方は、2つのレシピ動画を見比べつつ、買い物リストを作ること。左側にPinterest(ピンタレスト)を、右側にYouTube(ユーチューブ)のレシピ動画を開き、2つのレシピを参考にしながら「今日はどちらを作ろうかな」と冷蔵庫の中身を思い浮かべて考えています。足りない材料が出てきたら、手もとのiPhoneやApple Watchから「リマインダー」にリストアップ。出かける前の準備もスムーズになり小さな楽しみが増えました。

趣味の時間も快適です。SNSを見ながらお気に入りの写真を加工するのもSplit Viewならスムーズ。Facebook(フェイスブック)やInstagram(インスタグラム)を眺めつつ、写真アプリで写真やビデオ動画を編集したり、アルバムにまとめたりできるので、気分転換しながら自然に作業の流れができあがる感じです。

また、音楽を聴きながらアイディアをメモしたいときも。Apple Music(ミュージック)でお気に入りのミュージックビデオを観ながら、インスピレーションが湧いたときには「フリーボード」アプリにイメージを描き出したり画像をスクラップしたりします。BGMがそばにあるだけで、手が自然に動き出したり思いがけないひらめきを大切にできています。

ビジネスや仕事のシーンでもSplit Viewは大きな助けになっていました。以前に就いていた仕事でのことですが、Webデザインの作業中にはガイドの資料を横に置いておけるので、Photoshop(フォトショップ)の操作なども「プレビュー」でPDFを開いたまま進めることができ、手順をうまく覚えられていなくてもすぐ隣にマニュアルがあるだけで安心感がありました。

ビデオ会議と資料作成の組み合わせも役立っています。FaceTime(フェイスタイム)で打ち合わせをしながらKeynote(キーノート)で作成したスライドをそのまま共有すれば、「今この画面を見てほしい」と思うタイミングですぐに伝えることができるんです。画面を切り替える手間がないので会話の流れや集中力も保ちやすく会話のテンポがうまく続くように思います。

日々のタスクや資料作成も、リマインダーやカレンダーを見ながらNumbers(ナンバーズ)で表を作成すれば、情報をスムーズに確認できます。Zoom(ズーム)でWeb会議をしながらメモアプリで要点を書き留めれば、会話の流れに置いていかれることも減り、あとから見返したときにも「あのとき、こんな話していたな」と振り返る手がかりにもなります。

学びの時間にもやさしいサポートを実感しています。Kindle(キンドル)で読書しながら大切なポイントや心に残るフレーズをテキストエディットでまとめたり、オンライン授業を受けながら右にWordを開いてノートをとることもできます。思った以上に視線の動きが少なくて済み、講義内容にも自然と集中できているなと感じています。

こうして振り返ると、Split Viewはわたしが体験したようにはじめての人でも少しずつ生活に取り入れることで、あらゆるシーンで優しい便利さを感じられるのだと思います。気になることがあればまずは興味のあるアプリで試すことから始めてみるとしだいに自分に合った使い方が見つかると思います。

Split Viewの使い方:ゼロから始めるステップガイド

Split Viewとは、Macに最初から備わっている便利な分割画面機能で、追加のアプリを入れる必要はなくすぐに使い始めることができます。Macでウインドウを並べて使いたいと思ったとき、ちょっとしたわかりやすさが作業にうれしい変化をもたらしてくれることがありますよね。Split Viewは、そうした日常の小さな「こうだったらいいな」という思いに応えてくれるような機能だと思います。

この機能を使うことで、複数のアプリケーションやウインドウを同時に開きながら作業を進められるので、たとえば資料を見ながら文章を作ったり、複数のデータを見比べたりする時にとても便利です。画面を効率よく使えるので、毎日の作業をよりスムーズで快適にしたい人には、ぜひ試してほしい機能のひとつです。

複数のアプリをスムーズに行き来できるのでマルチタスクが快適に、デスクトップがすっきりして効率的な作業スペースをキープ。直感的で簡単な操作なのではじめて使ってみる人もすぐに使いこなせるようになると思います。

 

Split Viewをはじめるその前に、緑色のボタンを見つける

それでは、Split Viewの使い方に進みます。Macのウインドウ左上に並ぶ、赤、黄、緑のボタン。ふだんはとくに意識しないで見ているかもしれないこの緑のボタンも、じつはSplit Viewへの入り口なんです。

「今まで、この緑色の丸いボタン、ただクリックするだけだった」という人も少なくないかもしれません。この緑色のフルスクリーンボタンからいつもと違う画面分割の世界が広がります。

並べたいウィンドウを選ぶ

まずは、同時に使いたいアプリをあらかじめ立ち上げておきます(たとえばSafariとメモ帳など)。どちらかのウインドウ左上にある緑色の丸ボタンを見つけてください。

ワンクリックではなく、カーソルをそっと置いたまま少し待つか、長押ししてみてください。するとポップアップメニューが現れるので、その中の「フルスクリーン」にカーソルを置くと「画面全体」・「画面左側」・「画面右側」という選択肢が表示されます。

画面のどちら側に表示するかを選ぶ

「画面左側」もしくは「画面右側」を選んでクリック。このステップだけで2つのアプリが左右に並びます。画面の半分にウインドウがぴたりと張り付き、もう片方のスペースにはもうひとつのウインドウが並んで表示されるのでクリックすればまるでパズルのピースがはまるようにアプリのサイズが揃います。

もし、この時に何らかの理由でサイズが揃う前にぴったりサイズになっているアプリをクリックしたら「もう片方のアプリが消えた」そんな時はキーボードの「F3」を押して仮想デスクトップを呼び出し、戻したいアプリをクリックするとすぐに戻すことができます。戻ってきたアプリがフルスクリーン表示になっている場合は、緑ボタンから「フルスクリーンを解除」してみてください。

ウィンドウのバランス調整も自由自在

2つのウインドウの間にある黒色の区切り線にカーソルを持っていくと、両方向の矢印「↔︎」が現れるので、掴みながら左右に移動(ドラッグ)してみてください。「こちらをもう少し広めに」「反対側は控えめに」など、自分の作業スタイルに合わせた幅もスムーズに調整できます。

ウインドウの左右を入れ替える

どちらかのウインドウの上部をドラッグして反対側へスライドさせます。すると、もう片方のウインドウが自然とその空間に移動します。

Split Viewを終了したいとき

作業がひと段落したら Split Viewもひと休み。ESCキーを押すだけで解除できますし、画面上にカーソルを移動してメニューバーが現れたときに緑ボタンをクリックで解除もできます。緑ボタンのポップアップメニューから「ウインドウをデスクトップに移動」を選ぶ方法や、Control+Command+Fのショートカットも使えます。

ほかのアプリと入れ替える

ひとつの画面で2つ以上のアプリを開いていても大丈夫。複数アプリを開いていてSplit Viewを使っていたとします。 どちらかのアプリを別のものに変えたいときは緑ボタンから「タイル表示されたウインドウを置き換える」を選び、片方の画面にある希望するアプリをクリックすると入れ替わります。

メニューバーやDockを表示させる

2分割の画面にしているときにDockを見たいんだけどどうするんだろう?とふと思ったことがありました。そんな時は画面の下にカーソルをそっと置きます。少し待つと表示されます。先ほどもありましたがメニューバーについても同じように画面の上にカーソルを置きます。

ただし、この状態で新たなアイコンをクリックするとほかのデスクトップで表示されるので、不要な場合はカーソルを移動して置いてみてください。もし新たに違うアプリを今のデスクトップでSplit Viewにしたい場合は、いったんSplit Viewを終了させてからアプリを起動します。

ここまでがSplit Viewの基本的な使い方になります。使い慣れるにつれてSplit Viewの柔軟さが心地よく感じられると思います。

Split Viewさらなる次のステップへ

そしてここからは、2分割に慣れたかなと思う人や2分割では足りないかもと感じる人が知りたい方法なのではないかなと思います。2024/9/16にリリースされたmacOS 15 Sequoiaでは、Split Viewの標準機能で従来の2分割に加えて3分割や4分割といった配置も可能になりました。

はじめてSplit Viewに挑戦したときは2分割でもじゅうぶん便利だと感動していたのですが、使い慣れてくると「もう少し作業スペースを増やせるといいな」と考えるようになりました。そんな時にSequoia(セコイア)のアップデートでその願いが叶うと知ったときは心が躍りました。

目の前にあるiMacの24インチで4分割してみました。

Macの画面を4分割する方法

タイル表示で4分割までできる!

そう、Split Viewではじつは4分割まで画面を並べて操作することができるのです。緑ボタンにカーソルを重ねると現れるポップアップメニューから「移動とサイズ変更」と「画面全体に配置」が選び、そこから配置させたいタイル表示を選択できます。4分割にするには「画面全体に配置」から4分割されたタイル表示を選びます。

もちろんひとつひとつのウインドウは少し小さくなるけれど、サイズは自由に調整することができます。用途や気分に合わせてレイアウトを工夫することで「やっぱり便利!」と感じる瞬間が自然と増えている気がします。作業スペースを自由にアレンジできることで不思議と作業がスムーズに進むのも良いところです。

きれいな4分割に戻すには

「ウインドウを自由に動かしていたらレイアウトが崩れてしまった・・元に戻したいのだけどどうすればいい?」そんな時は、もう一度4分割のタイル表示をクリックするときれいな4分割レイアウトに戻ると思います。

または、ウインドウのメニューバーをつかんで画面の端までドラッグすると4分割サイズの白枠が表示されるので、その場所でマウスから指を離せばまたきれいに4分割のレイアウトに整います。

この時に、うっかり指を離さずに押したままでいると、隣のディスプレイにウインドウが移動してしまうこともあります。わたしは想定外のことに慌ててしまったのですが、焦らずそのまま逆方向へとドラッグすれば元のデスクトップに戻るので、こういうこともあるよねと自分を優しく受け止めてあげてください。

アプリが消えた?
Split Viewでいろいろと試していると、さっきまでそこにあったアプリが消えたように見えて一瞬ドキリとすることがあるかもしれません。これはアプリが終了してしまったわけではなく、ほかのデスクトップに移動しているだけなのです。たとえばブログを書いている途中で保存していない時だったとしても、終了したわけではないので下書きに費やした時間や文章、そこに込めた思いは消えていないので安心してください。

頼もしい存在 Mission Control

私自身が「ブログの下書きが消えてしまったかも」と冷やりとした経験もあって、今ではMission Control(ミッションコントロール)の使い方を覚えておくことをおすすめしたいと思っています。Mission Controlは、Macのデスクトップで開いているすべてのウインドウや作業スペースをひと目で見渡せる機能です。複数のアプリやファイルを同時に使っている時でも、迷子になることなく、必要なウインドウをすぐに見つけることができるのです。

操作方法は、キーボードの場合は「F3」または「Control+▲」で起動と終了。トラックパッドの場合は3本指で上方向にスワイプ、終了するときは下に」スワイプ。Magic Mouse(マジックマウス)の場合は2本指でダブルタップです。

少しだけ勇気が必要なはじめての操作は「このボタン、押していいのかな?」「間違えたらどうしよう…」とそわそわしたり少しだけ緊張を感じたりもしますが、でもこうした最初の「ほんの一歩」を踏み出した瞬間の「わあ、こんな風に使えるんだ」という驚きや喜びは、今このタイミングだけのもの。「F3」という頼れるキーがあるので安心してSplit Viewにチャレンジしてみて欲しいなと思います。

はじめてMacを使う人ほど「これが欲しかった!」と感じられるのではないかなと思います。自分に合った使い方を見つけて毎日のMac作業を楽しくアレンジしていくのもおすすめです。アプリの組み合わせやショートカットの活用、ウィンドウ管理の工夫しだいで、効率的で心地よいデジタルライフとMacの可能性がさらに広がっていくのではないかな思います。

よくある「困った!」を解決

MacのSplit View機能をさっそく試してみたけれど、「あれ?画面が分割できない?」そんな時は以下のことを確認してみてください。解決の手がかりが見つかるかもしれません。

macOSのバージョンを確認してみる。Split Viewは、macOS  El Capitan(10.11)以降の機能なので、もしかなり長い間アップデートしていないMacを使っているとこの機能が使えないことがあります。もし思いあたるようだったらアップデートを検討するのもひとつの方法だと思います。アップデートするとSplit View以外の便利な新機能も見つかるかもしれませんね。macOSの確認方法はメニューバー左上にあるリンゴアイコンのAppleメニューから「このMacについて」を選び、macOSのバージョンをチェックします。El Capitan(エルキャピタン)以降ならOKです。3分割や4分割はSequoiaになっているか確認してみてください。

システム設定の確認をしてみる。Split Viewは通常デフォルトで使える設定ですが、何らかの理由でオフになっていることもあるかもしれません。「システム設定」→「デスクトップとDock」→「Mission Controlの項目で、「ディスプレイごとに個別の操作をする」などの設定がオンになっているか確認してみてください。設定を確認してオンにするだけで、Split Viewが使えるようになることもあるようです。外部モニターを使う場合も同様のようです。

アプリの開発元がフルスクリーン表示に対応していないアプリはSplit Viewに対応していないことがあります。わたしの場合、日々よく使うメモアプリがうまく分割できず、「どうして?」と思ったことがありました。そんな時はそのアプリのアップデートを確認してみたり、別のアプリで同じ作業ができないか試してみるといいかなと思います。

ウインドウ左上の「緑色のフルスクリーンボタン」を長押ししても何も変わらない…という場合もあるかもしれません。そんな時は、他に起動しているアプリやウインドウが多すぎて動作が重くなっていることや、「Mission Control」の設定が普段と少し違っていることも影響している可能性もあるようです。いったん使わないアプリを閉じてから試してみると案外すっと動いたりします。

この4つのポイントを押さえておくと、「どうしてもできない…」と悩んだ時の解決への手がかりが見つかりやすくなるかも。もし何度やってもうまくいかないトラブルに直面した時は、Apple公式のヘルプなどのサポートページやユーザーフォーラム、Macのウインドウ管理の解説ページも参考にしてみてください。そうしてひとつずつ解消しながら、自分らしいMacの使い方を探していけたらいいですね。

使いながら気づいたこと

Split Viewを使いながら感じることは、なんとも言えない安心感とちょっとした余裕、そして自分でも難なく使えるんだというささやかな自信です。最初は少しドキドキしながらボタンをクリックしていましたが、うまく画面が分割できなかった瞬間も、今思い返すと良い経験だと思います。最初のステップで「あれ?」と失敗しても、焦らずもう一度やってみるだけで、すぐにコツがつかめてしまうそのプロセス自体が、学びとして楽しい体験でした。

そして使い慣れてくると、いままで気づかなかった“自分の使いやすい画面の配置”を発見できたり、作業を効率よくこなしながらも、自分のペースで落ち着いて取り組むことができる。まるで、自分専用のアシスタントがいてくれるような感覚です。

仕事や作業だけでなく、動画を見ながらレシピをメモしたり、旅行の情報を検索しながらスケジュールを立てたりと、ちょっとした工夫が思いがけず嬉しい時間になったりもしました。わたしにとってSplit Viewは、静かに背中を押して手助けをしてくれるパートナーのように感じています。

いつからでも使える「私だけの」使いやすさ

今こうしてブログを書きながら、次はこれを書きたいなというトピックが思い浮かんだらスティッキーズにメモしたり、サイトで調べものをしながら今日明日のタスクをリマインダーで確認したりしています。そんな感じで、毎日のいろんな瞬間で同時に「やりたいこと」がいくつも思い浮かぶことがあります。

Macのポテンシャルを大きく活かすSplit Viewを使っていると、その気持ちに寄り添いながらやりたいことを一つひとつかなえていくことができているなと嬉しく感じています。今では使い慣れたSplit Viewですが、パシッと並ぶ2つのウインドウをゆっくり眺めてみると「これぞMac!」という快適さを改めて実感できました。

もしまだ使ってみたことがなければ、この記事とお気に入りのアプリでSplit Viewを試してみてくれたら嬉しいです。