Ms.Siriに「肉まん、おいしいですね」と話しかけたら『“僕の青い強い子”が理解できません。でも、Webで検索できますよ!』と答えてもらいました。※SiriとはiPhoneの音声入力によるアシスタント機能です。
肉まんはいつでも美味しいのですが、肉まんの美味しい季節になりましたねと言いたくなる季節になりましたね。コンビ二の中華まんスチームケースにもさまざまなあんまん肉まん・・豚まんもありますね?
肉まんの横には、豚まん。
肉まんの横には、あんまんではなく豚まんが並ぶようになり、いつの間にかそれがすっかり定番スタイルになりましたね。特製豚まんなどの他に、ご当地の豚まんなどもあるようです。
私にとって豚まんといえば、大阪へ行った時に初めて出会った、電車の中で香る「551蓬莱」の豚まんです。それまでは肉まんというものしか見たことがなかったので、香りと共に豚まんというネーミングは衝撃的でもありました。
おやつやランチ代わりに気軽に食べていた肉まんより、少し高級な感じと “中華” 感。肉まんとは何が違うのでしょうか。
肉まん・豚まん・中華まん、の違い
豚まんとは、中華まんのことです。肉まんも、中華まんのことです。中華まんとは、豚まんも肉まんも、あんまんピザまんカレーまんも含む、蒸しまんじゅうのことを言います。
中華まんとは
中華まんとは、イーストや酵母ベーキングパウダーなどを加えてふくらませた「柔らかい小麦粉の皮に、具を包んで、蒸しあげたまんじゅう」のこと。
中の具によって呼び方が変わります。
肉まんとは
肉まんとは、「中華まんの皮に、豚肉と、玉ねぎ、タケノコ、干ししいたけなどの野菜を刻んだものとを一緒に包んでひねり、蒸しあげた肉まんじゅう」のこと。
豚まんとは
豚まんとは、肉まんのこと。関西では、松坂や神戸など有名な牛肉産地でもあるためか「肉と言えば牛肉」をイメージするので、誤解を招かないためにも豚肉入りの中華まんを「豚まん」と呼ぶようです。
大阪「551蓬莱」では、牛肉入りの中華まん「肉まん」を販売していたこともあったようです。関西ならではですね。関東の人が肉まんのつもりで関西の「肉まん」を食べたら、口がびっくりしますね。
コンビ二の豚まん
地方に関係なく、コンビ二で肉まんと豚まんが並んで存在するのは、より豚肉の味を強調するために工夫された特製の肉まんと、普通の肉まんとを差別化するため、豚まんという名で販売されているようです。
(参考引用:セブン-イレブンHP)中華まんのネーミング。豚まんが優勢ですね。美味しそう・・
各コンビニサイトで中華まんの種類を見てみたら、あまりのバリエーションの豊富さにクラクラしました。美味しそうな変り種の中華まんもたくさんあるのですね。
冷蔵・冷凍の肉まん
小腹がすいた非常食、冷蔵・冷凍 中華まんの、井村屋グループ・新宿中村屋・ヤマザキパンも忘れてはいけませんね。
ちなみに、初めて肉まんを発売した「新宿中村屋」さんは、昭和2年に販売開始したそうです。当時は肉まんという言葉はなく“支那饅頭 肉入り”。井村屋さんは、昭和39年で冷凍肉まんを初販売。
肉まんのおいしい食べ方
- そのまま食べる(全国区)
- 醤油を垂らして食べる(まれに)
- マヨネーズやケチャップ(好きな人)
- 七味やタバスコ(辛いの好きな人)
- ウスターなどのソース(横浜神戸、長崎など)
- からしを付けて食べる(おもに関西では)
- 酢醤油に付けて食べる(おもに九州では)
- こんがり焼いて食べる(今秋冬の傾向)
コンビ二肉まんを焼いて食べる
- トースターで(外はカリカリサクサク、中はふわふわジューシー)
- フライパンで(お焼きのように薄くつぶして両面をゴマ油などでこんがり焼く)
冷めた肉まんを美味しく食べる(温める)
すぐに食べることができなくて冷めてしまった中華まんも、焼くと美味しくアツアツでいただけますね。他にも、
- 霧吹きで水分をかけ、ラップにくるんで電子レンジで温める。
- 湿らせたキッチンペーパーをかぶせて、電子レンジで温める。
- スチーム電子レンジで温める。
- 炊飯器の保温モードで温める。
簡単おいしい、肉まんレシピ
「食パンでミニ肉まんができた!」が3分で美味しくできた!
蒸し器がなくても大丈夫。フライパンで作る肉まんレシピ
生地だけ作って、シュウマイを包んで、フライパンで蒸し焼きにします。
【材料】
- シュウマイ(目安:400~500g)
- 強力粉(150g)
- 薄力粉(150g)
- 砂糖(大さじ4)
- ベーキングパウダー(大さじ1)
- 塩(小さじ1/4)
- 牛乳(180cc)
【作り方】
- ボウルに生地の材料を入れ、3分ほど滑らかになるまでこね(長くこねすぎないでね)5分ほど寝かせます。
- 打ち粉をしたまな板の上で6等分にし、丸めます。生地を伸ばせるもの(麺棒、瓶、すりこぎなど家庭にあるもの)で、端は薄めになるように回転させながら円形(Φ18cm)に伸ばします。
- ほぐしたシュウマイを生地にのせ(途中で軽くまな板に落とし具が詰まるようにしながら)市販の肉まんのようにひだを作りながら包みます。
- 生地の閉じめに水をつけて、ギュッと絞り閉じます。
- フライパンにクッキングシートを敷き、肉まんを並べたら、クッキングシートの下に水(150cc)を注ぎ入れ、強火にかけます。
- 水が沸騰したら弱火にしフタをします。15分ほど蒸し焼きにしたら出来上がりです。
餃子のあんを包んでも美味しいです。生地さえ出来ればお好みの具で楽しめますね。
食べてみたい!お取り寄せ中華まん。
食べたい、食べてみたいものを選んでみました。
大人気の「へいちんろう」の中華まんシリーズの中でもこちら、海鮮肉まん。まるごと入ったプリプリ海老・貝柱・紅ずわい蟹などの海の幸がふんだんに使われているそうです。
大阪名物、創業70周年の老舗「蓬莱本館」の肉まん。551とは違うものですが、玉ねぎの甘み、豚肉の甘み、それを包み込む皮の甘みに肉汁。根強いファンが多いようですね。
角煮専門店が作る、長崎名物「角煮まん」。秘伝のたれに、豚肉の皮付き三枚肉を漬け込んだ角煮、その角煮に合うしっとり柔らかめのまんじゅう皮。カラシが乗る姿がもう・・。
肉マイスター寺門さん厳選「この肉汁がたまんね~!」数々の肉まんランキングやグルメ祭にトップクラスに選ばれた中華の名店「満月廬」の“究極の肉まん”だそうです。
東京のブランド肉「TOKYO X」東京にそんなお肉があるのですね。肉厚どんこしいたけと、幻の江戸野菜のしんとり菜(ちりめん白菜)が包まれているそうです。こちらの肉まんも東京の有名中華飯店「満月廬」のもの。
今日もまた、欲ばりすぎ・・?
書きはじめは、肉まんと豚まんの違いをさらりとシンプルにまとめてみたいと思っていたのですが、今日もまた、書いたり調べたりしているうちに、まとめたいものがたくさん出てきて長くなってしまいました。
まだまだ中華まんの起源や歴史、思いつくいろんなことまで書こうとしていたのです。なんでもひっくるめて混ぜちゃうのをなんとかしなければ、と思いつつも、
美味しいものは、書くのも食べるのも止まりませんね!
※Ms.Siriの名誉のために。『肉まんはいつでも美味しいのですが、肉まんの美味しい季節になりましたねと言いたくなる季節になりましたね。』は、一字一句間違いなく復唱し、検索までしてくれたのでした。スバラシイ:)