空き時間ができたので、iPhoneとスマホ用の広角レンズを持って撮影遊びに行ってきました。 少し曇り気味な天気ですが、散策しながら歩くにはちょうどいいかも。
スマホ用 超広角レンズを買いました
iPhone 7、7 Plus の話題で持ち切りの中、まだしばらくは一緒に過ごす予定でいる現在のパートナー iPhone 6 Plus のために広角レンズを買いました。238°の視野を1枚の写真に収めることができるという超広角レンズ、スマホ用スーパーワイドレンズです。
マクロレンズを見ていたはずなのに
すでに持っている Mpow Clip-On レンズ3点セットの広角レンズもありますが、改良版(0.36x)が出る前のアイテムです。レンズ性能がバージョンアップしていくカメラレンズ達を見ているうちに、そろそろ体験したくなりました。
体験したくなったのはミクロレンズ(25x)の方だったのですが、不思議なことにいつのまにか超広角レンズも買い物カートに入っていましたのでそのままポチっ。
↓ 新しい仲間 Qyop 238°超広角
追記:上記リンクが無効になってしまったようですね・・こんな感じのレンズです。
↓ 新しい仲間 Amir® 広角0.36x ミクロレンズ25x目当てで購入したカメラレンズキット
↓ Mpow 従来版 広角0.65x
意図したわけではないのですが、これで、iPhone標準カメラと合わせて4サイズの広角レンズが揃いました。撮り比べてみることができますね。楽しそう。
Qtop 238° 超広角レンズが届きました
通常写真の約2倍にあたる範囲を撮影することが出来るという Qtop 238°超広角レンズです。カメラレンズキットの仕様内容はこのような感じです。
レンズ構成は5群6枚。高品質なプロ的光学式レンズを採用しているそうです。
外観からすでに重厚です。手に持つとズシッとした重みにやや驚きましたが、iPhoneカメラからコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)デジイチ(デジタル一眼レフ)に持ち替えた時のような感覚で、さほど重さは気にならないように思います。
広角レンズの使い方
スマホ用外付けカメラレンズで撮影する時は、スマホケースを外した方がレンズの装着がしやすく鮮明に撮影できます。
広角レンズ穴から見えるiPhoneカメラレンズが◉←このような感じでキレイに重なって見えていれば、ケラレ発生やピンぼけなどは無いと思います。
それでも焦点が合っていないような感じがしたら、レンズに油膜や汚れが付いているのかもしれませんので、専用布でケアします。
広角レンズの撮影方法
被写体に向けるカメラの角度や方向、距離など、カメラの位置で写真の印象がグッと大きく変わるところが広角レンズの面白いところだと思います。
カメラの角度を上に向けたり下に向けたりするだけで、被写体の湾曲が凹になったり凸になったりと表現豊かな広角レンズですので、
iPhoneカメラに広角レンズを付けたあとは、心動かされるまま心赴くままに、上から下から左右からワイド撮影を楽しむのみですね。
広角レンズで撮るなら
広角レンズは、写る範囲が広く、手前のものはより大きく、遠くのものはより小さく、遠近感や奥行き感、臨場感ある写真を撮ることができるレンズです。
その特長が活かされるシチュエーション。ダイナミックな景色、壮大な風景、集団での記念写真、観光旅行先での広がる光景、都会のビル群などの撮影にぴったりですね。
iPhoneカメラと3つの広角レンズで撮影です
ようやく曇り空から青空が見えるようになってきました。iPhone 6 Plus の標準カメラ・Mpowの広角レンズ0.65x・Amirの広角レンズ0.36x・そしてQtopの238°超広角レンズの4サイズで撮影です。
どこかいい場所ないかな。
北海道にあるような丘に広がる花畑や緑の海原を雰囲気よく撮ってみたいななんて思うのですが近場にはないのです。
適度に対照物があって、適度に開放感がある場所。緑地公園に行ってみました。海も思い浮かんだのですが、奥行き感を確かめるには物が無さすぎました。街中では車にひかれそう。のどかな公園が安心です。
超広角レンズと仲間たち
緑地公園に着きました。しばらく歩くと撮り初めの練習にちょうど良さそうな木を発見。仲睦まじいファミリーがフリスビーを楽しんでいるところにお邪魔します。
iPhoneカメラの標準サイズから順に撮影していきます。
広角レンズを交換していくのに合わせて、木が写真に収まっていきました。そこに立ち目で見えている範囲に近い状態になっていきます。公園の様子もより伝わりやすい写真になりますね。
↓ 超広角レンズでワイド撮影した初めの一枚目です。立ったままの目線、アイアングルです。
初、超広角撮影です。すごいですね、面白い。まるで祝福するかのように太陽も顔を出してくれました。暑いけど嬉しい。嬉しいけど暑い。
↓ そのままカメラをやや下向きにすると凸に。
緑の大地が強調されました。木のそびえ立つ感じも増したように見えます。
↓ カメラを上向きにすると凹に。しゃがんでローアングル(低い位置から被写体を見上げるようなカメラアングル)からです。
空の広さが強調され、開放感があります。湾曲の中央に位置する被写体に視線が引きつけられるような感じもします。
被写体とカメラとの角度が大きくなるほど、より広い範囲が1枚の写真に湾曲に凝縮されて写り込んできます。面白い。238°の世界ってこうなんですね。
雲の多い空なのですがジリジリしたりムンムンしたりの残暑です。緑と影が爽快だと錯覚させているうちにさらに歩きながら撮影です。
縦の線、向こうへと伸びる道や柵などがあると奥行き感がでますね。赤い屋根が遠く小さくなっていきました。お兄さん達は釣り竿とナイロン袋を持って魚釣りに行くようです。
左側から話し声が。抹茶を頂きたくなるような隠れ家っぽい休憩所でお母さんと女の子が楽しそうにおしゃべりしながら涼み中。
日陰が気持ち良さそうなのでわたしも木の間に立って少し涼みます。
真向きであるアイアングルでは、向こう側の生け垣ラインはまっすぐですが手前の木はぐい〜んと伸びて写りました。木の湾曲に合わせて下向きのハイアングルで地面も丸くすると、地味な光景なのになんだか可愛いくなりました。魚眼レンズのようですね。
そのまま空を見上げてみました。
木漏れ陽がまぶしい。真上まで向くと空に大地が見えました。すごい。全天球?のように撮れるんですね。とても綺麗です。
いたる所にいろんな花壇がありました。
今の季節はコスモスなども咲いています。おじさんおばさんが草むしりをしています。お世話さまです。
超広角レンズをつけてパノラマ撮影するとどうなるのか
238°超広角レンズをつけて、さらにiPhoneカメラをパノラマモードにして撮影するとどんな写真が撮れるんだろう。パノラマモードでは撮影した範囲に合わせて写真も細長いものになるんですよね。
こうなりました
まず先に、iPhoneカメラのパノラマモード撮影です。面白いですよね。視界に収まりきらない240°の世界が広がっています。まるで初めて訪れた場所のように感じます。
ちなみにiPhone標準カメラでは、パノラマ写真の1/3ほどの範囲が1枚の写真になりました。
次に、iPhoneカメラに238°超広角レンズをつけてパノラマモード撮影です。どこまで撮り続けるのだろうかと思いながらそろりそろりと約2回転。ピコン!撮影が終了したようです。
巨大な植木鉢が4つ出来ていました。実際に撮影して見てみると、これはこれでユニークですね。
さて、帰ることにします。撮影の練習になるような場所を求めて公園内を散策しながら撮影していたら、軽く2時間以上は経っていました。充実しているとつい時間のことを忘れてしまいますね。
秋ですね。キノコが生えていました。なぜここに。
広角レンズでセルフ撮り(自撮り)
近年の広角レンズといえば、自撮りや仲間たちとのセルフ撮りなどにもよく使われています。セルカレンズと呼ばれているものも広角レンズのことなのですよね。
セルカ棒(自撮り棒)がなくても、広角レンズをつけて腕を伸ばせば、複数人の被写体とさらに背景の様子までも一緒に写すことが可能なのです。これは確かに便利な活用法ですよね。
湾曲を避けるなら中央へ
ただ、魚眼レンズほどではありませんが、端の方にいくほど湾曲が強くなります。顔がとても伸びて写ってしまう人が発生するかもしれません。そんな魚眼っぽいコミカルさが広角レンズで自撮りする面白い部分でもあると思いますが、
記念撮影や集団集合写真などで原形を崩さないようにしたい被写体の場合は、なるべく中央寄りに配置すると良いですね。
インカメラに広角レンズを装着
もっと腕を高くあげてハイアングルにすると、足元までの全身を撮ることができます。写真に収められる人数も増えます。もちろん
セルカ棒を利用すると、さらにより多くの人数やより広い背景を撮ることが出来ますし、カメラマンなしで集合写真が撮れます。
広角レンズとハイアングルで広範囲を撮影してから、あとで写真を好きな範囲でトリミング(切り取り)するのも良いですね。
予想以上に楽しかった 超広角レンズでワイド撮影
ミクロ、魚眼、広角、マクロ、カメラレンズをスマホに挟んで付けるだけで、写真の表現幅や写真で見る世界がおもしろいほど広がり嬉しく思っていました。
そこに、目に収まる以上の視野を1枚の写真で見ることができる238°の超広角レンズが新たに加わり、どのレンズがどれくらいの範囲でどのような感じで写るのか、それぞれのレンズの良さもつかめましたので、さらに撮影が楽しくなること間違いなしです。
広角と望遠。iPhoneのカメラ
そして、先日発売された iPhone 7 Plus の広角カメラと望遠カメラを連係させシャープで美しいクローズアップ写真を撮るというデュアルカメラシステム。「被写体を際立たせながら背景をキレイにぼかす」デジタル一眼レフで撮影したようなボケ味になるという被写界深度エフェクト(ポートレートカメラ)を体験できる日も楽しみにしています。
いつでも撮れるように
これからの季節には、キャンプに紅葉狩り、トレッキング山歩きでの絶景、クリスマスのイルミネーションや夜景、活用したいイベントがたくさんありますね。運動会は過ぎてしまったでしょうか。夏には天空に広がる花火をワイド撮影する人も見受けられました。
雲が楽しい秋空に色彩豊かな秋風景。わたしもバッグやポケットにiPhoneとカメラレンズを入れていつでもスタンバイです。
P.S. こちらAUKEYの238°超広角ワイドレンズも候補でしたが、レンズ性能はQtopとあまり変わりなく思えましたので、
今回はロープライスになっていたQtopの方にしたという、単純な決め手でした。