マクロレンズって楽しいですよね。見過ごしがちな小さな世界を素敵なボケ味と一緒に表現してくれるマクロ撮影の写真がとても愛らしくて好きです。

iPhoneカメラとカメラレンズでマクロ撮影をする
スマートフォンに挟んで付ける、マクロ・魚眼・広角のカメラレンズキットの購入のきっかけは「マクロレンズで接写、マクロ撮影をしてみたくて」ということをよく耳にするのですが、わたしもそうでした。マクロレンズで草花やしずくを接写で撮りたかったのです。
わたしが購入した時期のスマホ用カメラレンズのマクロレンズでは、10x のものが中心でしたが、現在では、20x へとバージョンアップするアイテムも徐々に増えつつありました。
マクロレンズのバージョンアップ
マクロレンズ10xでは、とてもキレイに雰囲気よくマクロ写真を撮ることが出来ていますので、お気に入りの撮影アイテムです。
10xでこんなにキレイに撮影できるのなら、それ以上の倍率ではもっと鮮明に接写できるはずです。そろそろバージョンアップしたものも使ってみたいと思い、探してみたところ、
25倍率のマクロレンズを見つけました
スマホ用ミクロレンズでは20xが最高倍率なのかなと思っていたのですが、探しているうちに25xを発見です。今回はこちら、スマートフォン用 Amir 3in1 カメラレンズキットを購入してみました。*今は取り扱いが無くなっていますが、
こちらのKakotopaは現存で、同じくマクロレンズ25xです。魚眼レンズ210°と口角レンズ120°の3点セット。

マクロレンズ25xで接写してみました
目の前のiMacにくっ付いていた小さなミニチュアマグネットで試運転?です。
左画像はiPhone標準カメラで、これ以上近づけるとピンボケしてしまうギリギリの距離まで近づけた写真です。と、大きさを想像しやすいようにクリップを置いたものです。

(左)Amir マクロ25x(右)Mpow マクロ10x で撮影していきます。どちらもズームアップ機能は使わずに撮影していきます。

被写体とカメラの距離ですが、25xでは被写体にレンズが付くか付かないかくらいの接近でピントが合いました。
マクロレンズには透明なリング枠が付いていますので、その中に被写体を入れるか、ぴったりと付けるとピントが合う仕様のようです。
10xでは、被写体からおおよそ1~3㎝あたりの距離でピントが合います。

25xの柔らかさにあふれた優しいボケ味。10xの背景が程よいボケ味。どちらのボケ感もそれぞれ違った雰囲気があっていい感じです。
マグネットのプリントが意外にも細部までしっかり印刷が行き届いていることに少々感心したりして。それをまたしっかり写し出してくれるマクロレンズにも感心したりして。

このチョコレート写真なんかは、思わず食べたくなりました。チョコ部分のツヤが美味しそう。

マクロレンズのピントを合わせる
マクロ撮影はピントを合わせるのに少々慣れとコツがいる、と言われますが、初めてのマクロ10x撮影にも関わらず、無謀にも“風で揺れる草花”という被写体で撮影し、
「本当だ、ちょっとピント合わせるの、たいへんかも」などと、勝手にもどかしく思っていたフシもありましたが(すぐに慣れるのですが)
25xのマクロ撮影での構図
25xでは、また違ったもどかしさが。ピントをもう少し向こう側に持っていきたいと思っても、本当に手前の、被写体にレンズが付くくらいの距離にしないとピントが合わないのです。
例えば、次の写真のように(左)マクロ10xで中央あたりにピントを合わせたように、マクロ25xでも同じように撮影しようとすると(右)よくわからない写真が撮れます。

また反対に、25xのような接近や大きさやボケ味を10xで表現しようとしても、ピントを合わせることができないのです。それぞれの得意とする距離があるんですね。
トリミング編集
左写真のピント位置で被写体を大きく撮りたい、そんな場合は、マクロ10xで拡大ズームして撮影する、または、ズームしないで撮影したあとに、その写真を思うようなサイズになるようトリミング(切り取り・切り抜き)編集する方法になりますね。
マクロ撮影では少しの揺れもピントのズレに現れやすいので、ズーム機能はなるべく使わない後者のトリミング方法がおすすめです。
マクロ倍率を活かす被写体ってなんだろう
それぞれのレンズでピントが合う接写サイズを並べてみました。被写体の大きさですが、少々大きめの出汁巻き玉子ひと切れサイズほどです。

正直に打ち明けますと、25xで料理写真を撮ってみたかったのです。いろいろと撮影方法を試してみたのですが、
どうやら25xの倍率では大きく写りすぎて、それが“料理”だとわかる写真は撮れそうにないようです。25xのふんわりした心地のよいボケ味が好きですが、こればかりは仕方がないですね。
得意とするミニサイズで
ほかの被写体でもいろいろと試してみたところ、木に刻まれた小さな焼印や繊維の素材感、とくに、葉の葉脈や花の花粉レベルの繊細な部分は、とても鮮明にはっきりと写ります。また、ルーペでも25倍率がよく使われていますね。
より小さいものを、より近づいて、より大きく撮る、そんな時のマクロレンズは25x。ということで覚えておこうと思います。
今回の被写体のようなミニチュアが好きですので、お気に入りの小さなグッズ撮影や、大好きな小花や草花のマクロ撮影で、このふんわり心地の良いボケ味を楽しみたいと思います。
P.S. 広角レンズのことも少し。マクロレンズ同様、通常写真サイズでもケラレは発生しませんので、とてもスムーズにレンズ装着ができます。写る範囲がほど良く、いろいろなシチュエーションで撮りやすいレンズです。
