シンプルに冷奴やお蕎麦を盛り付けて、木の柔らかな曲線と流れる木目を眺めながらの食事は、夏を感じる心のひとときです。
木の食器
自然のぬくもりあふれるウッドウェアー(木製食器)は、和洋いろんな料理に合い、テーブルにひと皿あるだけで落ちつける温かい食卓を感じさせてくれます。
昼食には、ガーリックバターを塗ってこんがりと焼き上げたベーグルと目玉焼きやチーズものせてワンプレートランチにしたり、和食では、ご飯もおかずもすべて木の食器で揃えたりもします。焼き魚がよく似合いますね。
シンプルな料理も素朴さを持ちつつ美味しそうに引き立ててくれますので、焼いただけ煮ただけ置いただけのメニューが多いわたしはとても助かっています。
素朴なぬくもり
木は丈夫です。しかしながら木製の食器を使い続けていると、どことなく色あせたような白くカサついた感じになったり、小さなキズができたりします。
そんな時は、オイルケアをします。普段洗っているように柔らかいスポンジに少しの洗剤をつけて優しく洗いよく乾かします。
しっかり乾いてから、オリーブオイルやえごま油、速乾性のあるクルミ油(ウォールナッツオイル)などの食用油を薄く塗って磨きます。※凹んだキズがある場合は細かい目のヤスリをかけてからオイルケア。
木が持つ本来のナチュラルな風合いと、素朴なぬくもりのある触り心地が復活します。小さなメンテナンスを時々するだけで末長く使うことができるのです。
大好きな目玉焼き
素朴な木製食器が増えていくと同時に、食事も素朴なものが増えていきました。食器も料理も素朴で飾り気が無い分、食材のひとつひとつをきちんと味わおうとするようになった気がします。
目玉焼きが大好きなのですが、ある日、普段購入しているものよりも少し良さそうなタマゴで目玉焼きを作ってみたところ、黄身白身それぞれの濃厚さに驚きました。
その違いに気がついてしまったら、次はベストな焼き上がりを求めて今も毎日が目玉焼きの練習です。ますます大好きになっていく目玉焼きです。
そしてスープ
スープをメインの食事にしているわが家の食卓では、スープや味噌汁、肌寒くなるこれからの季節には根菜シチューや鍋料理をよそうスープボウルは欠かせないアイテムです。
具だくさんのスープもたっぷり入り、しっくりと手になじむような大きさがお気にいりです。(底に焼印されているクローバーも可愛いのです)
木の器に木のスプーンが当たるコツコツぽくぽくした音になごむ毎日です。
今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2016夏」