じゃがいもと片栗粉でもっちもちのお餅ができることに驚きでした。今回はそんなもっちりもちもちした“いも餅”を作って、バターしょうゆで焼いてみました。いも餅って美味しいですね。はじめて食べました。
レシピ - もちもちいも餅 バターしょうゆ焼き
もちもちのいも餅さえできてしまえば、あとはお好みアレンジで、いそべ巻きにしたり、チーズを挟んだり、味噌をつけたり。おやつには、みたらしのタレなどもいいですね。
材料
- じゃがいも・・・2個
- 片栗粉・・・大さじ3~4
- バター・・・適量(たっぷりめ)
- しょうゆ・・・数滴
作り方
- 皮をむいたじゃがいものを水にくぐらせ
- シリコンスチーマーに入れフタまたはラップをします。
- 電子レンジ800wで5分加熱。柔らかくなったら
- マッシャーやビンの底などでつぶします。
- 片栗粉を入れてさらにつぶしながら混ぜます。
- 熱いうちにひたすら手でこねます。
- 白玉(耳たぶ)のようにまとまるようになったら
- 食べやすい大きさに平たく丸めます。
- フライパンにたっぷりめのバターを溶かし
- 中火でこんがり焼きます。
- 醤油をたらして出来上がりです。
作り方のコツやポイントのメモ
じゃがいものデンプンと片栗粉のデンプン。でんぷんが餅のようなもちもちの食感を出すそうです。
ですので、できればでんぷん質が多めの男爵いもで、熱いうちによくこねる、ひたすらこねる、粘りがでるようにこねる。いも餅をもっちりさせるコツは「とにかくこねる」と覚えておくと間違いないようです。(火傷に注意です)
こねながら、まとまり感が足りないように感じたので、水を差したり片栗粉を足したりしながら、粘りが出るように伸ばしながらこねました。
ちぎって丸める時に、熱さで水分が飛んでしまうようです。少しパサついた感じがしてきたので、手に水をつけ握りつぶしてから丸めると成形しやすくなりました。
焼き色がついたら、しょうゆをほんの数滴、焦がし醤油の風味づけです。香ばしさが一瞬であたりに広がりました。食欲をそそりますね。
手作り感(いびつ)あふれる出来上がり。
もっちりもちもち
もちろんアツアツをいただきます。バターと焦がし醤油のいい香り。噛む瞬間は少しどきどきしました。もっちりしていないかもという心配がありましたが、もっちりもちもちでした。そして、その後に来るじゃがいもの甘さがとても美味しいです。
少ししょっぱい部分がありましたので、醤油の入れ過ぎに注意です。入れずに焼いて、後から醤油や塩を付けていただくようにしてもいいかも。
もちもち具合を撮ってみました。もっと伸びます。
失敗談もよくあるいも餅ですが
作り始める前に、さくっとですが勉強しておいて良かったです。いも餅が郷土料理である北海道の方たちは、目分量と感覚でもっちりいも餅を作るそうです。さすがですね。
ポロポロでまとまらない時は
片栗粉を多めにするともっちり度が増すようですが、片栗粉の量はじゃがいもの大きさや種類、水分の含有量などによっても左右されるため、足しながら「白玉のように耳たぶの柔らかさでまとまる状態まで」を目安にひたすらこねます。
水が多すぎると粘ついて成形できませんし、片栗粉が多すぎてもパサつくことがあるようです。水分とでんぷん粉のバランスなんですね。
粉っぽいことに気がついたら
また、焼き始めてから粉っぽさに気がついた時は、餃子を焼くように少量の水を加えてフタをする蒸し焼きにしてから焼きあげると、粉っぽさがなくなるようです。
餅は熱いうちに打て、ということで
とにかく熱いうちに、ひたすらこねる、ということが重要なコツのようでしたので、手袋をはめた上からナイロン袋をかぶせてこねましたよ。おすすめします。
ナイロン袋がすべって外れそうになるようでしたら、手袋の口にナイロン袋の口を折り入れるか、輪ゴムでロックです。わたしの手袋はプチプチの滑り止め付きでした。おすすめします。
横に用意しておいて良かったです。存分にこねることができました。
おかげさまでとっても美味しい いも餅が出来ました。
今週のお題「秋の味覚」
P.S. わが家のマッシャー。軽い力でしっかり潰せるお気に入りです。
小さめのマッシャー。少ない量や小さな食材の時、離乳食づくりにも便利そうですね。
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